(今は外装なし状態)

こいつがやってきたのは平成9年の夏でした。
数年間放置されていたとはいえ、SP武川のマフラー、アンダーカウルを除く外装とタンク(穴あき)、
メーター、インジケーター類、カウルステーなどなど、がオマケについてきた。
しかもエンジンはかかるしきちんと走る実動車。
多少カタカタ音がするが、元は実用車のエンジンだしどうにかなるだろう。

元の持ち主は、以前はこいつでニ鹿から岩国市中心部まで通勤していたそうな。
地元の人しかわからないだろうけど、10年前でも絶対怖いぞ(笑)

もっと早くレストア(と呼べる程の事はしなくてもいいはず)するつもりが、
たまに団地内を走り回るくらいで2年近くの月日が経ってしまった。
これはいかん!。GAGをボアアップしているNORY君からサービスマニュアルとパーツリストを借りて来て、
暇があったり現実逃避したい時にいじっております。

1998年12月中旬〜1999年1月4日までに、とりあえずやった事
(次回から写真撮ります。たぶん(笑))

・外装をすべて外し洗浄。

・プラグ交換。
 純正指定のC6HAはたちまち手に入らなかったので、CR6HSAを入れた。

・エンジンオイル交換。
 さすがに入っていたオイルは黒かった(笑)。
 こないだGSX-R1100に入れた残りを全部入れると丁度よかった。
 オイルを換えると、ニュートラルが前よりは出やすくなった。

・リアブレーキ(ドラム)がスカスカだったのでバラして洗浄して調整。
 ブレーキシューが偏磨耗してるっぽく、キッチリ効く位置に調整すると
 軽くこすれる音がする(笑)。いずれ交換だなこりゃ。
 ついでにリアアクスル等あちこち洗浄してグリスアップ。
 スプロケはほとんど減ってないので、洗浄後ピカールで軽く磨いた。

・フロントブレーキ(ディスク)は利きが甘かったので、パッドを外して
 キャリパー丸洗い。スライドピンの古いグリスを落としグリスアップ。
 うーん、パッドスプリングをつけるとパッドがうまくはまらない。
 サービスマニュアルの組立図は、どう見ても別のキャリパーだ(笑)
 パーツリストの組立図通りに無理矢理押し込んだ。
 まぁ効くからいいだろう。

 リザーバタンクを開けてびっくり。茶色の液体&粘着物質が(笑)。
 適当に掃除して、ブレーキフルードを入れ替える。
 効くようになったものの、強めにブレーキかけると前に沈み過ぎる・・・
 フロントフォーク軟らかすぎ・・・ここも要オイル交換だな〜真っ黒だろうな。

・バッテリ交換
 あまり問題なかったが、どう見ても古すぎるバッテリを交換・・・
 したのは失敗だった。
 ナンバーがないため、調子を見る時は顰蹙覚悟で団地内を走っている
 わけですが、その程度では全然充電されない(笑)
 キックしかないからエンジンかけるには問題ない。

近日実行。

・オイルフィルタ交換。
 HONDAのカブ系エンジンにはないのに、こいつにはある。
 運よく?DAYTONAのやつをゲットしたので、いいオイルを買った時に
 交換する予定。純正フィルタとOリングとワッシャはまだあるのか?。

・錆びてるチェーンを交換する。
 RKのゴールドチェーンGS420MRにしたかったが、金がないので
 クロム仕上げのGP420MSを購入。いずれゴールドにする。

いずれ実行。
・フロントフォークオイル交換。
・フレーム&スイングアーム再塗装。
・熟成されたタイヤを交換。OEMのDUNLOP K688/Fは既にないらしい。
・余っているタンクと外装を何かいい色でペイント。1粒で2度美味しいかも。
 真っ赤にしてDUCATIのロゴを作って貼るか。
当面の目標
・こいつに乗って、ナフコに買い物に行く(笑)
走行には問題ないから、ナンバー取ればすぐなんだけどねぇ。
やっぱきれいにしたい。